「創作料理・・・ どんな料理でも基本がないとけして美味しい料理はつくれ ません。最近では創作料理の店が次々と姿を消しています。生き残るには やはり基本でしょう。有名店の料理、高級食材を使った料理、知名度や ブランドに惑わされない、誰が食べても美味しい料理。食材は必ず自分の 目で見て、胡瓜1本にしてもその時の最上級の物を仕入れます。 鮮魚は毎日市場へ行き産地を指定して仕入れます。例えば金目タイ1匹 にしても、獲れる産地で身質が全然違います。毎日市場へ行くことで業者 との信頼関係も生まれます。 要するに自分が何をつくりたいか、お客様は何を求めているか。常に考え 毎日仕事に取り組んでいます。時には料理以外のこと、サービスにも口を はさむこともあります。お部屋に季節の花を飾ることもあります。何故なら 全てが私の料理の一部だからです。最後に、私のつくる料理は『創作料理』 ではありません。しいて言うなら和食をベースにした・・・ 下村料理です。」
私の人生の一部です。 料理を通して様々な経験をしました、これからもまだまだ色々な経験を していくと思います。 20年以上料理人を続けてきてやっと分かったことが3つあります。 それぞれが違う主張の言葉ですが、全ての言葉がプロとしての料理道に 当てはまる言葉だと思っています。 それだけ日本の料理は奥が深いのです・・・
一、素材の味は引き出す物ではなく、優しく呼び寄せる物である 一、技術感性が伴ってこそプロと言える、そしてそれらを維持継続するには 一生涯勉強せねばならない 一、料理は自由